MESSAGEメッセージ

「切る」と「巻き取る」を極める

東伸は、スリッターとリワインダーの総合メーカーとして歴史を重ねてきました。
食品、生活用品、デジタル機器など、幅広い分野のお客様に選ばれ続けてきた、長年にわたる実績の積み重ねこそが私たちの誇りです。
しかし、私たちのものづくりへの挑戦に終わりはありません。
「東伸に相談しよう」「東伸なら作ってくれる」
そんなお声をいただく存在であり続けることをめざし、
これからも新たな価値を創造するものづくりに邁進します。
挑戦こそが、未来を切り拓くエネルギーとなることを信じて。

STORYストーリー

01 沿 革

1950年創業

始まりは、パールアクセサリー加工機の製作工場。

東伸の歴史は、創業者の佐南一雄が岐阜県大垣市にパールアクセサリー加工機の製作と各種機械修理を請け負う工場を開いた1950年にさかのぼります。腕のいい技師だった佐南はほどなく自社製品づくりを志すようになり、折しも地元の化学メーカー様からご相談いただいたことも重なって、1955年にスリッターの製造に着手。試行錯誤しながら製品の品質を磨き、今日の東伸の礎を築きました。

縁の下の力持ち

多様な素材を切って巻き取るスリッターを追求。

スリッターは、食品包装材や粘着テープ、電子部品など、さまざまな製品の製造工程で活躍している産業用機械です。ふだんあまり目にすることはありませんが、なくてはならない縁の下の力持ちのような存在。東伸はそのスリッターに特化し、お客様のニーズにお応えする中で技術力と対応力を身につけてきました。当社の成長は、スリッターの進化と共にあったといっても過言ではありません。

新たなステージへ

開発力を強化し、独自の高精度巻取軸を発売。

私たちはお客様のものづくりパートナーとして、品質やコストパフォーマンスといった産業用機械に求められる恒久的な課題に挑戦し続けるとともに、将来の事業を見据えた研究開発にも意欲的に取り組んでいます。その成果のひとつが、独自のモジュール構造を導入したフリクションシャフト(巻取軸)の「TAF」。スリッターの品質を飛躍的に向上させたこの「TAF」は東伸の代名詞になりました。

お客様とともに

長年培った技術・ノウハウをより幅広い分野へ。

さまざまな素材を「切って巻き取る」スリッターがお役に立てるのは、今、私たちが製品を供給している業界にとどまりません。世界中の人々の暮らしをもっと快適で便利にしたい。そう願うさまざまな分野で、東伸の技術を活用していただくこと、そして高付加価値なものづくりを通じてお客様に貢献することをめざし、私たちはこれまで以上にスピード感を持って挑戦と進化を続けていきます。

当社の機械がお役に立っている製品例

スリッターやリワインダーは、身近な製品を作る工場で活躍している産業機械です。

  • 食品包装材

    食品包装材

  • 粘着テープ

    粘着テープ

  • ラップフィルム

    ラップフィルム

  • 不織布

    不織布

  • タブレット端末

    タブレット端末
    (光学系フィルム・電子基板・リチウムイオン電池など)

  • 太陽光発電システム

    太陽光発電システム
    (バックシートなど)

  • 電気自動車

    電気自動車
    (リチウムイオン電池など)

  • 電子部品

    電子部品
    (プリンテッドエレクトロニクス基板など)

ADVANTAGE東伸の強み

  • 01

    自社一貫生産

    お客様プロジェクトの構想段階から参画し、開発設計・製造・設置・アフターフォローと、一気通貫で手がけるのが当社のスタイル。これにより、付加価値の高い製品・サービスの提供を実現しています。

  • 02

    技術力

    東伸には、スリッターの専門メーカーとして長年培ってきた独自の技術があります。しかし、それに満足することはありません。お客様視点でより良い製品を。私たちの挑戦はこれからも続きます。

  • 03

    開発力

    工場の効率化、自動化、生産力向上など、お客様の多種多様なオーダーを糧としながら開発力を培ってきました。それらを生かし、時代の一歩先を見据えたものづくりの新たな価値創造に挑んでいます。

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完成機メーカー

当社の一番の特徴に挙げられるのが、スリッターの「完成機メーカー」であること。特定の部品を手がける製造工場ではなく、1台の機械が完成するまでの生産活動すべてを自社で担っているのが強みです。その誇りを胸に、今日も各部門が連携してものづくりに励んでいます。

1台1台がお客様仕様

ひと口に「スリッター」と言っても、巻き取る素材の特性や切断幅、後工程などに合わせて仕様はさまざま。そのため、製造する機械は一品一様のまさしくオンリーワン。私たちはお客様のご要望を高いレベルで実現することをめざしています。

シェア90%の分野も

私たちが手がけるスリッターとリワインダーは、食品やアパレル、デジタル機器など身近な製品の生産現場で活用されています。中にはなんと、国内シェア90%を誇る分野も。これは当社が長年、多種多様なニーズに応え、信頼を獲得してきた証と自負しています。

工場見学

東伸のものづくりやスリッターについて知っていただきたいとの思いから、工場見学を随時実施(ご予約制)。当社製品をご利用いただいているお客様から企業研修の方々、地域の小学生まで、年間1,000人以上が見学に足を運んでくださっています。

テスト機

岐阜県大垣市の本社工場には、当社の主力製品であるスリッターのテスト機を常時設置。紙・フィルム・金属箔など、お客様がスリット加工を希望されている実際の材料を用いて、スリット品質や巻き取り品質を評価テストしていただくことができます。

カイゼン活動

生産現場で起こるさまざまな課題を解決するために、社員が主体的に知恵を出し合いながら工夫して生み出すカイゼン活動は、東伸のものづくりを下支えする取組み。品質や生産性、安全性の向上に貢献した「カイゼン」には、内容に応じて報奨金が支給されます。

ものづくり道場

本社工場に「ものづくり道場」と呼ばれる技術養成施設があり、社員が自発的に機械加工や組立の技術を基礎から学んでいます。現場と同様の作業環境が整い、技能士などの資格を持つベテランが指導を行うのが特徴。そこは、匠の技が連綿と受け継がれていく場なのです。

環境整備

私たちは、働く場であり、お客様をお迎えする場でもある会社の環境整備をとても大切にしています。毎朝、全体朝礼の後には全員で30分間、自分の持ち場を中心に徹底的に清掃を実施。この30分間の取組みがいい仕事、いい会社づくりにつながることを日々実感しています。

スリッター、リワインダーに関するご相談・お見積りはお気軽にご連絡ください。

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